物流課題解決事例

需要増で冷凍倉庫を増設

2022/07/22 更新

需要増で冷凍倉庫を増設
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需要増で冷凍倉庫を増設
需要増で冷凍倉庫を増設

冷凍倉庫に荷物が収まりきらない

当社主要荷主である総合食品商社の山陰支店から相談がありました。
全国型チェーン店出店およびコロナ禍の巣ごもり需要により、冷凍荷物が増加。庫内作業において通路確保ができないほどの荷量となり、本来の通路が商品で埋まっているため非効率な作業が続いている。フォークリフトと従業員との十分な距離も確保できず、安全面にも不安がある。改善する方法はないか?

倉庫増設により冷蔵・冷凍品を整理・集約

山陰支店内に1カ所、当社米子事業所内に1カ所と、2カ所の倉庫を使用し、それぞれに冷蔵・冷凍商品を保管していましたが、旧来からの運用方式のため、情勢に沿った整理・集約がなされていませんでした。
そこで、当社米子事業所内に新たに200坪の冷凍倉庫を増設し、お客様に転貸借することを提案しました。山陰支店内の冷凍倉庫3室105坪分を増設した新倉庫へ移動させ、空になる3室の壁を取り払って冷蔵倉庫に用途変更することで、2倉庫に分かれていた冷蔵商品の受け入れを集約できます。これにより庫内作業の効率アップと配送効率の改善が見込め、人件費の削減も可能になります。

全体的な物流コストを削減

増設倉庫の保管費用が追加発生しても、冷凍荷物を1カ所に集約できるため、物流品質向上と作業効率アップを実現できました。冷凍商品のピッキング場所など、庫内作業に必要なスペースを十分に確保し、ムダな動線をなくしたことで、全体的な物流コストの削減につながっています。お客様が大規模な移転等をすることなく、事業拡大に協力することができました。